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スマホを探して自動充電!「充電ロボ」

2017年03月21日

KDDI総合研究所がプロトタイプを開発
株式会社KDDI総合研究所は16日、新たな研究分野の開拓や新規事業化を目指す「ミライ ヲ ツクル」プロジェクトにおいて、スマートフォンを自動で探索し充電を実行するIoTガジェット「充電ロボ」のプロトタイプを開発したことを明らかにした。

「充電ロボ」は、カメラや距離測定センサー、Raspberry Pi Zeroなどのマイコンボード、バッテリーを搭載し、スマートフォン端末を探して合体、充電を行う自律走行式のロボット。卓上の状況を搭載カメラで画像認識し、障害物や机上からの落下を避けながら巡回、スマートフォンを探索する。端末を見つけると、USBポートを認識して自動合体し自らと接続、充電を開始する。

充電が完了すると、スマートフォンから離れ、自身への充電を行うために自動で卓上の充電ステーションへと戻る。移動に用いるタイヤにはエンコーダーが付随しており、これでタイヤの回転量から現在位置を推定している。こうした現在位置把握の仕組みと画像処理、システム制御の工夫などで、高度な動作を行うガジェットでありながら、安価な部品のみで構成・実現されている点も優れたポイントとなっている。

充電忘れの“しまった!”を撲滅
近年はさまざまなデジタル機器が身の回りにあふれ、生活利便性が向上する一方で、それらへの充電作業は欠かせない日課となり、大きな手間ともなっている。

とくに最も身近なツールであるスマートフォンへの充電忘れは致命的だ。朝起きた際や外出前に「しまった!」と気づいて慌てた経験のある人も少なくないだろう。節約して過ごしたものの、途中で充電切れになって不便な思いをしたという人もあるかもしれない。

「充電ロボ」は、こうした不安や手間、不便さを解消するために生み出されたIoTガジェットで、机上に放置されたデジタル機器の充電を自動で完了させ、便利な暮らしの助けとなる“可愛いパートナー”を目指し開発された。

この「充電ロボ」プロトタイプは、Googleの主催するアイデアコンテストの「Android Experiments OBJECT」において、昨年9月9日、特別賞を獲得した。これにより、3月24日から26日まで、東京・世田谷区の二子玉川 蔦谷家電2階「E-room1」で開催される展示イベント「Android Experiments OBJECT」に、出展されることが決まっている。

入場料は無料で、会場ではテーブル上を動き回り、Androidスマートフォンを充電するロボットの姿を実際に見ることができる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社KDDI総合研究所 ニュースリリース(プレスリリース)
http://www.kddi-research.jp/newsrelease/2017/031601.html

「Android Experiments OBJECT」 公式サイト
https://www.android.com/object/

提供元: ネットベンチャーニュース