プレスリリース

J:COM調べ 「使いすぎて通信速度制限」いわゆる“ギガ死” 10代女性と20代女性では6割以上が経験

2017年11月14日

株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井村 公彦)は、全国の15歳~69歳のスマートフォンユーザーを対象に「ギガ消費実態と中古スマホ利用意向に関する調査2017」を2017年10月6日~10月10日の5日間においてインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計いたしました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)

[調査結果]
【スマホ動画利用実態】
▼「スマホで動画を見ている」人は7割弱、10代女性では9割半に
▼スマホ動画視聴頻度 見ている人の4人に1人は「ほぼ毎日」、10代では「ほぼ毎日」が4割半
▼1日のスマホ動画視聴時間 平均41.4分、10代のおよそ3人に1人が「120分以上」で平均は82.1分に

全回答者(1,000名)に、スマートフォン(以下スマホ)での動画視聴について聞きました。
まず、スマホで動画を視聴している人の割合をみると68.7%となり、7割弱の人が、スマホで何らかの動画を視聴していることがわかりました。
男女×世代別にみると、男女とも若い世代ほど高く、最も高かったのは10代女性で95.3%、一方、最も割合が低かったのは60代女性の46.3%でした。

次に、スマホで動画を見ている人(687名)に、動画を見る頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」が23.1%と最も高い割合になり、「週に4~5日」が12.8%、「週に2~3日」が22.9%、「週に1日」が17.5%、「週に1日未満」は23.8%でした。
世代別にみると、若い世代のほうが頻繁に見ているようで、10代では「ほぼ毎日」が46.3%でした。

また、スマホで動画を見ている人(687名)に、1日あたりの動画の視聴時間について聞くと、「30分未満」が47.7%、「30分~60分未満」が23.3%、「60分~120分未満」が19.1%、「120分以上」が9.9%となり、平均視聴時間は41.4分となりました。
世代別にみると、10代では「120分~」が30.0%となり、およそ3人に1人が2時間以上スマホで動画を見ていることがわかりました。また、平均視聴時間をみると、10代では82.1分と、他の世代(20代47.5分、30代41.2分、40代31.5分、50代21.4分、60代24.0分)と比べて、長さが目立ちました。

▼スマホで動画を見るシーン 「自宅でくつろいでいるとき」が7割、10代は勉強中や食事中、トイレ中も動画視聴

続いて、スマホで動画を見ている人(687名)に、動画を視聴する場面を聞いたところ、「自宅でくつろいでいるとき」が71.0%と突出しており、ながらスマホよりは、テレビを見るときのようにくつろぎながら、スマホ動画を楽しんでいる人が多いようです。次いで、「就寝時(寝る前に)」が21.7%、「通勤・通学時(帰宅時含む)の電車・バスで」が20.4%、「電車やバスを待っているとき」が15.6%、「仕事・授業の休憩中」が12.5%で続きました。
世代別にみると、10代では「友人・知人との待ち合わせ中」(15.0%)、「仕事中・勉強中」(13.8%)、「トイレ中」(13.8%)、「自宅で食事中」(11.3%)なども1割以上となりました。勉強や食事、トイレの時までスマホを肌身離さず、動画を視聴している10代の姿が浮かびます。

▼スマホで視聴している動画 人気1位は「実況動画・配信者の動画」と「音楽」、3位は「アニメ」
▼保護者に聞く小学生・中高生の動画視聴 「実況動画・配信者の動画」が1位
小学生は「アニメ」、中高生男子は「ゲーム動画」、中高生女子は「友達がアップした動画」も人気
▼人気配信者ランキング 1位「HIKAKIN」2位「はじめしゃちょー」、「水溜りボンド」や「フィッシャーズ」も上位に

では、スマホではどのような動画を見ている人が多いのでしょうか。
スマホで動画を見ている人(687名)に、スマホで視聴している動画の内容について聞いたところ、「実況動画・配信者の動画(YouTuberの動画、やってみた系など)」と「音楽(PV・ライブ動画・作業BGMなど)」が同率の45.1%で最も高く、次いで、「アニメ」(22.3%)、「テレビドラマ」(21.0%)、「映画」(19.9%)の順となりました。実況動画や音楽が人気のようです。

また、子どもがいる人を対象に、子どもがスマホでどんな動画を視聴しているか聞きました。
まず、小学生の子どもについてみると、1位「実況動画・配信者の動画(YouTuberの動画、やってみた系など)」(37.6%)、2位「アニメ」(31.7%)、3位「音楽(PV・ライブ動画・作業BGMなど)」「ゲーム(PV・プレイ動画など)」「お笑い・コメディ」(各13.9%)の順となりました。

次に、中学生/高校生についてみると、男女とも1位は「実況動画・配信者の動画(YouTuberの動画、やってみた系など)」(男子35.7%、女子51.9%)でしたが、2位以降で違いがみられ、男子では、2位「ゲーム(PV・プレイ動画など)」(28.6%)、3位「アニメ」と「音楽(PV・ライブ動画・作業BGMなど)」(各26.2%)、5位「お笑い・コメディ」(16.7%)となりました。中高生男子には、プレイ動画などのゲーム動画も人気のようです。一方、女子では、2位「音楽(PV・ライブ動画・作業BGMなど)」(35.2%)、3位「友人・知人のアップした動画」(25.9%)、4位「テレビドラマ」と「アニメ」(各16.7%)となりました。
中高生女子には、音楽動画のほか、友だちがアップした動画も人気のようで、10秒という短編動画や顔認識カメラで撮ったおもしろい動画、仲の良いグループで踊ったダンスなどを友だちと共有することが流行っていることが窺える結果となりました。

続いて、実況動画・配信者の動画を見ている人(310名)に、好きな配信者を聞いたところ、1位は「HIKAKIN(ヒカキン)さん」(24名)、2位は「はじめしゃちょーさん」(5名)でした。また、「水溜りボンド」や「Fischer's-フィッシャーズ-」といった名前も挙がりました。

▼スマホ動画視聴で感じる二大不満は「バッテリーを使いすぎる」と「データ容量を使いすぎる」

いつでもどこでも手軽に見られるスマホ動画ですが、スマホならではの不満はあるのでしょうか。
スマホで動画を視聴している人(687名)に、動画を視聴するときの不満について聞いたところ、「バッテリーを使いすぎる」(54.3%)が最も高く、次いで、「データ容量を使いすぎる」(50.4%)が僅差で続き、「広告が邪魔・しつこい(無料動画などの場合)」(22.3%)、「画面が小さい(大画面で見たい)」(21.8%)、「アプリの動作が重い(メモリを使いすぎる)」(16.9%)となりました。動画を見ていて、バッテリーがすぐに無くなることや、データ容量がすぐに無くなることには、半数以上の人が不満を抱いているようです。
世代別にみると、最も動画視聴時間が長かった10代では、「データ容量を使いすぎる」が56.3%で1位になっており、データ容量に不安を感じながら使用している10代が多い様子が窺えました。

【“ギガ死”経験と予防策】
▼「使いすぎて通信速度制限」いわゆる“ギガ死” 10代女性と20代女性では6割以上が経験
ギガ死経験者は30代・40代にも! 30代男女の4割以上、40代男女の3人に1人以上がギガ死経験者
▼もうこりごり! ギガ死経験者の4人に3人が「データ容量ピンチでネット利用を我慢」の経験あり

続いて、契約しているデータ容量を超えてしまうと通信速度が遅くなる「通信速度制限」について聞きました。
まず、全回答者(1,000名)に、「通信速度制限」を受けたことがあるかどうか聞いたところ、受けたことがある人は40.8%となり、4割の人が、いわゆる“ギガ死”の経験があることがわかりました。
男女別に経験者の割合をみると、男性では38.2%、女性では43.5%と女性のほうが高くなりました。
世代別に経験者の割合をみると、男女とも10代、20代が高い傾向(男性では10代46.5%、20代51.0%、女性では10代60.5%、20代64.9%)で、特に10代女性と20代女性で高くなりました。また、30代や40代でも“ギガ死”の経験がある人は少なくないようで、男性では30代の43.2%、40代の36.9%が、女性では30代の42.3%、40代の38.7%がギガ死経験者であることがわかりました。

次に、全回答者(1,000名)に、通信速度制限を警戒して、ネットの利用を我慢したことがあるかどうか聞いたところ、我慢したことがある人は42.2%でした。4割強の人が速度制限を恐れて、ネット利用を調整した経験を持っているようです。
通信速度制限を受けたことがある人についてみると、我慢したことがある人は73.8%と4人に3人の割合となりました。一度ギガ死を経験すると、二度とあの不便な思いをしたくないと思うようです。

▼ギガ不足の原因 「動画アプリの使いすぎ」がダントツ
▼子どもの動画視聴で家庭はギガ不足に? ギガ不足の原因は動画アプリの使いすぎ!10代では約8割に

では、データ容量を使いすぎてしまった原因とは、どのようなことだったのでしょうか。
データ容量を使いすぎて通信速度制限をされたことがある人と通信速度制限を警戒してネットの利用を我慢したことがある人(計529名)に、データ容量を使いすぎた原因を聞いたところ、「ネット動画アプリ(YouTube、Hulu、abemaTVなど)」が66.0%でダントツとなりました。多くの人が、動画アプリを使用することで、データ通信量を多く消費してしまったようです。以降、「ブラウザアプリ(Safari、Google Chromeなど)」(27.2%)、「ゲームアプリ(ソーシャルゲーム、ポケモンGOなど)」(25.1%)、「地図・ナビアプリ(Googleマップなど)」(22.1%)、「SNS・ミニブログ(Instagram、Twitterなど)」(21.7%)の順で続きました。
世代別にみると、10代や20代、30代では特に「ネット動画アプリ(YouTube、Hulu、abemaTVなど)」を原因に挙げる人の割合が高く、10代では78.7%、20代では76.9%、30代では71.1%でした。10代の3割が1日に2時間以上スマホで動画を見ていましたが(P.2参照)、家族でデータ容量をシェアしている家庭では、子どものギガ消費がギガ不足の大きな原因になっているのではないでしょうか。また、「ゲームアプリ(ソーシャルゲーム、ポケモン GOなど)」も10代では32.8%、20代では30.6%とおよそ3人に1人が挙げていました。家族でデータ容量をシェアするプランを利用している場合、子どものパケットの使いすぎにも注意が必要なようです。

▼子どものスマホ依存対策と“ギガ死”の予防策
小学生には8割のパパ・ママが対策を実施、大学生にも3割の保護者が対策を実施
使いすぎ防止策の1位は「注意」、次に多いのは? 小学生には「自分専用を持たせない」、
中学生には「利用時刻・シーンの制限」、大学生には「利用料を子どものお金から支払い」

子どものスマホ利用には、データ容量消費だけでなく、スマホ依存など気になる問題もありますが、子どもがいる人を対象に、子どもがスマホでネットを使いすぎないように対策していることについて聞きました。
まず、子どもがスマホでネットを使いすぎないように対策をしている保護者の割合をみると、小学生に対しては80.2%、中学生/高校生に対しては62.5%、大学生に対しては30.4%となりました。子どもが成長するにつれ対策をしないようになる傾向にあるようですが、大学生に対しても何らかの対策をしている保護者が少なくないことがわかりました。

では、どのような対策が行われているのでしょうか。
小学生の子どもへの対策についてみると、「使いすぎていたら注意している」(45.5%)が最も高く、「自分専用のスマホを持たせていない」(33.7%)、「利用時間を制限している(1日●時間をすぎたら利用禁止など)」(17.8%)が続きました。口頭での注意のほか、自分専用のスマホを持たせず、親の目の届くところで利用させている保護者が多いようです。
中学生/高校生の子どもへの対策では、「使いすぎていたら注意している」(38.6%)、「利用時刻・シーンを制限している(食事中や夜●時以降は使用禁止など)」(15.9%)、「利用環境を制限している(動画を見るときはWi-Fiが使える場所で見るなど)」(14.8%)の順となりました。口頭での注意のほか、ダラダラと利用することを制限したり、利用環境を制限したりする対策が行われているようです。
そして、大学生の子どもへの対策についてみると、「使いすぎていたら注意している」(21.7%)が最も高く、「利用料を子ども自身のお金(お小遣いなど)から支払わせている」(8.7%)が次いで高くなりました。

【夫婦関係とスマホ利用】
▼「スマホがきっかけで夫婦喧嘩が勃発」20代既婚者の5割半、30代既婚者の半数近くが経験
▼スマホがきっかけの夫婦喧嘩の三大原因は「いじりすぎ」「ながらスマホ」「ギガ不足」
▼夫婦喧嘩勃発の原因はほかにも!
子どものスマホ利用サポートも課題 「子どものスマホ利用に無関心」が4位
夫婦でもこれはNG? 「パートナーのスマホチェック」が5位にランクイン

スマホの使い方は、夫婦の関係に影響を及ぼすことはあるのでしょうか。
既婚者(配偶者がいる人)(452名)に、スマホきっかけの夫婦喧嘩経験について聞いたところ、経験がある人は33.4%となりました。既婚者の3人に1人が、スマホが原因で勃発した夫婦喧嘩を経験しているようです。
世代別にみると、若い世代ほどスマホがきっかけで夫婦喧嘩が起こっているようで、20代では55.9%と半数以上、30代では48.5%と半数近く、40代では35.8%と3人に1人が経験していました。

では、どのようなことが原因となっているのでしょうか。
スマホが原因で夫婦喧嘩をしたことがある既婚者(配偶者がいる人)(151名)の原因をみてみると、1位は「スマホのいじりすぎ(食事中やデート中でも)」で53.6%、2位は「歩きスマホ・ながらスマホ」で26.5%、3位は「データ容量の使いすぎ(毎月末データ容量不足になるなど)」で23.8%でした。スマホのいじりすぎや危険な歩きスマホ、ギガ不足が三大原因と言えそうです。
また、4位には「子どものスマホ利用(ネットトラブル)に無関心」(10.6%)、5位には「パートナーのスマホチェック」(7.9%)がランクインしており、子どものスマホ利用に無関心なことや、パートナーのスマホをのぞき見することも、少なからず夫婦喧嘩の原因になっていることがわかりました。

【中古スマホに対する意識】
▼ネガティブイメージ払拭で中古スマホ利用が急拡大へ?
気になることは「バッテリーの劣化」や「端末が壊れそう」、「保証やサポートへの不安」も
▼中古スマホに抱くポジティブイメージ 「端末が割安」「2年縛りがない」「格安SIMで運用しやすそう」
▼中古スマホの利用意向 10代の4人に1人は「今後利用したい」と回答

最近では、「中古スマホ」が注目されており、格安SIMを使う際や子どもに人気機種を持たせる際などに選ばれているようです。
そこで、全回答者(1,000名)に、中古スマホ端末に対するイメージを聞いたところ、ネガティブなイメージでは、「バッテリーが劣化していそう」が39.0%、「すぐに壊れそう」が38.4%と、端末が古いことに対する不安を持っている人が多い様子がうかがえました。これらのイメージが払拭されると、中古スマホの利用はさらに拡大するのではないでしょうか。
一方、ポジティブなイメージでは「端末が割安で手に入りそう」が51.1%で、リーズナブルさにポジティブなイメージを持っている人が半数以上に及びました。また、「機種変更の縛り(2年縛り)がない」というイメージを持つ人が20.4%と5人に1人の割合になり、「格安SIM(MVNO)で運用しやすそう」というイメージを持つ人は14.1%でした。格安SIMを使う際に使いやすそうだと思っている人もいるようです。

そして、全回答者(1,000名)に、中古スマホ端末の利用について聞いたところ、「利用したことがある人」は7.4%で、「今後(または再度)、利用してみたい人」は14.1%となりました。
男女別にみると、利用経験率、利用意向率ともに男性のほうが高く、男性の利用経験率は9.1%(女性5.6%)、利用意向率は18.3%(女性9.9%)でした。
また、世代別にみると、利用意向率は若い世代ほど高く、10代では23.3%と、4人に1人が中古スマホを利用してみたいと思っていることがわかりました。


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提供元: @Press